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みなさ~ん、そのウェブカム...大丈夫?
誰かに遠隔操作で見られてませんか?
というのも、今アメリカのとある高校で全生徒に支給したMacBook内蔵カメラを学校側が遠隔操作して、そこを鍵穴のように生徒の自宅の様子を監視・盗撮していた疑惑が浮上して大問題になっているんですよ。
問題の学区は、ペンシルバニア州フィラデルフィア市の富裕層が住むLower Merion学区(LMSD)。帰宅後も一緒に勉強できるよう、ウェブカメラ内蔵のMacBookを所轄の2つの高校に通う在校生2300人全員に支給しています。
どんだけお金持ちなんでしょう。
そこまではいいんですが、昨年11月、在校生のブレイク・ロビンス(Blake Robbins)君が「
自宅で良からぬことをしている」と教頭に叱られたんですね。なんで知ってるんだろう? といぶかしく思ったら、なんと証拠の写真が教頭の手元にあるではあ~りませんか! そうです、学校が配ったパソコンのウェブカムで撮っていたのです。
ぞぞぞ~。
まさかそんな用途に使っているとは生徒も親も知らされていません。そこで憤慨したロビンス家は(息子の素行はさておき)プライバシー侵害で今月学区を提訴、FBIが通信傍受法違反などの疑いで捜査に乗り出した、というわけですねー。
ギズに寄せられた在校生たちの話によると、「ウェブカメラが勝手に起動する」という話は1年前からあったらしいのですが、苦情を言うと、学区の技術サポートは「不具合だ」という風に説明していたそうですよ?
校長は「事実無根」と声を大に否定。弁護人も「過去14ヶ月で42回遠隔アクセスしたが、それは紛失したマシンを探す時だけだ」と20日付けワシントン・ポストに弁明してます。
でも、それじゃあ何故、家の写真が?
...どう考えたっておかしいですよね。
そこで、「本当にスパイ活動があったのか?」、「あったとしたらどんなスパイツールを使ったのか?」という部分に興味を持ったセキュリティ専門家のStrydeさん(ハンドル)とAaron Rhodesさんが、学区のネットワーク技術者3人の名前をサイトから拾って、彼らがウェブの掲示板やフォーラムに残した足跡を調べてみたんです。すると...
全マシンに実装されてるセキュリティソフト「LANRev」の2008年のPRビデオに、そのうちのひとりのMike Perbixという人が大々的に出演していることが分かりました。
LANRevのリバースエンジニアリングをしてみたところ、おそらく盗撮はこれを悪用したもので、彼が首謀者ではないか、との結論に達したようです。詳しい調査結果はこちらのブログ記事でご覧になれます。こんな黒いニュースが広まったんじゃ、たまらないのはLANRev開発元ですけど、まあ、しょうがないですね。
調査では、生徒は支給品以外使えないこと、生徒からiSightはオフにできないこと、さらにはセキュリティソフトを外そうとすると退学処分になっちゃうことも分かりました。
あんまシリアスに怒ってばかりもいられないので、Zazzleからはこんなパロディーシャツも出ちゃってますけど...笑いごっちゃないですよね。
人に見られたくないことする時はぴっちりガムテープ貼らないと!
[StrydeHax via BoingBoing] 関連:WiredVision
Kyle VanHemert(原文1、原文2、原文3/satomi)
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